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神戸、劣勢覆し横浜FMに逆転勝利。渡邉千真が古巣相手に決勝点

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

渡邉千真
ヴィッセル神戸の渡邉千真【写真:Getty Images for DAZN】

【横浜F・マリノス 1-2 ヴィッセル神戸 J1第8節】

 明治安田生命J1リーグ第8節の試合が15日に行われ、横浜F・マリノスとヴィッセル神戸が対戦した。

 敗れれば降格圏転落もあり得る横浜FMはFW伊藤翔が今季初先発に名を連ね、トップ下にはダビド・バブンスキーが4試合ぶり先発。神戸はルーカス・ポドルスキを出場停止で欠いての布陣となる。

 前半は優位に進めながらも無得点で折り返した横浜FMだが、後半に入って58分に先制点を奪う。左サイドの天野純から横パスを受けたオリヴィエ・ブマルがファーストタッチでDFの股間を抜きつつゴール前に侵入し、GKと1対1の形から確実に移籍後初ゴールを蹴り込んだ。

 だが神戸も反撃に転じ、68分には追いつくことに成功。大槻周平がカウンターから左サイドに侵入してクロスを入れると、最後はニアで合わせた三田啓貴が1-1のゴールを奪う。

 さらに79分、神戸に逆転のゴールが生まれる。交代出場の渡邉千真が大槻からのスルーパスを受けてエリア内右側に抜け出しシュートを放つと、止めに入った中澤佑二の足にわずかに当たって浮いたボールがGKの頭上を抜いた。

 終盤にも決定的な形で相手ゴールを脅かした神戸は、追加点こそ奪えなかったものの2-1で勝利。横浜FMは今季2度目の2連敗となった。

【得点者】
58分 1-0 オリヴィエ・ブマル(横浜FM)
68分 1-1 三田啓貴(神戸)
79分 1-2 渡邉千真(神戸)

【了】

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