元ウルグアイ代表のディエゴ・フォルラン【写真:Getty Images】
香港の傑志に所属する元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランは、国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトのインタビューに答え、今夏に開催されるロシア・ワールドカップに向けての展望を語った。
フォルランは2010年南アフリカ・ワールドカップにウルグアイ代表として出場し、得点王に輝く活躍で3位の好成績に大きく貢献した。その後日本のセレッソ大阪でもプレーしたあと、現在は香港でプレーしている。
すでに代表チームからは引退しているフォルランだが、母国のウルグアイ代表については「安心して見ていられる」と評価。ロシア大会では「もちろん主役になってほしい。大事なのはグループを突破することだが、それが一番厳しい部分だ。楽な相手はいないが、ウルグアイには強敵と十分に戦える力がある」と期待を述べた。
だが優勝候補としては、ブラジルとドイツの2ヶ国を挙げている。特にブラジルは「本当に良いプレーをしている。素晴らしい監督が率いているし、ネイマールも絶好調だった。彼の毎週のプレーを見ると、すぐにクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシと世界最高の選手の座を争うことができそうだ」と評した。
ブラジルとドイツがもし決勝で激突すれば、迷わずブラジルを応援するというフォルラン。「南米のチームだし、彼らのことは大好きだ。僕の父はサンパウロで数年プレーしたし、僕もブラジルでプレーして友人もたくさんいる。2014年には大敗したから、(決勝でドイツに勝てば)素晴らしい瞬間になるだろうね」と南米の隣国にエールを送っている。
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