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CL、ELともに準決勝で「事実上の決勝戦」? 強豪同士の激突が実現

text by 編集部 photo by Getty Images

チャンピオンズリーグ
UEFAチャンピオンズリーグ【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)およびヨーロッパリーグ(EL)準決勝の組み合わせ抽選会が現地時間13日に行われ、それぞれ対戦カードが決定した。両大会ともに、準決勝で「事実上の決勝戦」が組まれたとの見方もある。

 CLではドイツ王者バイエルン・ミュンヘンと、昨季まで2年間の欧州王者であるレアル・マドリーが激突。もう一方のカードではリバプールとローマが対戦することになった。

 前者のカードについて、「早められた決勝戦」などの表現を用いているメディアも多い。過去4年間で3回の優勝を飾り、8年連続で準決勝へ進んでいるマドリーと、過去9年で7回準決勝へ進んでいるバイエルンという両クラブの実績がその大きな理由だろう。

 一方リバプールは、過去に5回欧州制覇を成し遂げているとはいえ、準決勝進出は2008年以来10年ぶり。バルセロナを破る番狂わせを演じたローマは1984年以来34年ぶりの4強進出となる。

 ELでも、アーセナルとアトレティコ・マドリーのカードは事実上の決勝戦だと目されている。酒井宏樹と南野拓実の日本人対決が期待されるマルセイユ対ザルツブルク戦の勝者は、どちらが決勝へ進んでも苦戦すると予想されているようだ。

 とはいえ、一発勝負では何が起こるか分からないもの。ビッグカードだとはみなされない方の試合から勝ち上がったチームが優勝することも決して不可能ではないだろう。

【了】

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