40歳のユベントス守護神ジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
元ドイツ代表のオリバー・カーン氏は、ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンに現役引退を勧めている。ドイツ『ビルト』で語った。
ブッフォンは現地時間11日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグのレアル・マドリー戦で退場処分を受けた。後半アディショナルタイムにマドリーにPKが与えられると、ベテランGKが激昂。レッドカードを提示されて退場となっている。40歳のブッフォンは、これが最後の欧州の舞台だったかもしれないと言われているところだ。
カーン氏は「適切なタイミングを逃すと、いつか傷つくことになる」とコメント。「たとえば、フィリップ・ラームはとてもうまくいったね」と、2014年ワールドカップを制してドイツ代表を引退した元同僚の成功例を挙げた。
カーン氏はブッフォンを高く評価している。だからこそ、タイミングを逃すべきではないと感じているようだ。
元ドイツ代表守護神は、「ブッフォンのキャリアは、このレッドカードで評価されない。チャンピオンズリーグ優勝経験がないからといって評価されないわけじゃない。彼はワールドクラスの選手で、世界のGKだ。それが大事なことだよ」と語っている。
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