ガラタサライの長友佑都【写真:Getty Images】
トルコの強豪ガラタサライに在籍する日本代表DF長友佑都は、1月の加入以来好プレーを見せて評価を高めている。チームが敗戦を喫した先週末の試合でも、ファティ・テリム監督から唯一好評価を受けた選手だったという。
ガラタサライは今月9日に行われたリーグ第28節の試合でゲンチレルビルリと対戦。長友は先発でフル出場したが、チームは後半アディショナルタイムの失点で0-1の敗戦を喫する結果に終わった。
12日付のトルコ『フットボールアレーナ』によれば、テリム監督はこの試合を何度も見直して詳細な分析を行ったという。その結果、「唯一気に入った選手」が長友だったとされている。パフォーマンスや規律面、姿勢などあらゆる面で満点評価が与えられたとのことだ。
「冬の移籍市場で加入した長友はガラタサライの左サイドバック問題への特効薬となった。ファティ・テリムのチームですぐに不動の存在となり、公式戦9試合で2アシストを記録。テリムは最近長友のパフォーマンスについて『彼を獲得できて嬉しい』と述べていた」と同メディアは記している。
テリム監督やガラタサライ会長は、インテルからのレンタルで加入している長友を完全移籍させたいという意向を明確にしている。12日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、インテルの側でも2019年に契約が満了する長友を1年後にフリーで手放す意思はなく、今年夏に売却することを考えているという。
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