レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝を突破したレアル・マドリーだが、主将のDFセルヒオ・ラモスは準決勝1stレグに出場できない可能性があるかもしれない。12日付のスペイン紙『マルカ』などが伝えている。
マドリーは現地時間11日に行われた準々決勝2ndレグでユベントスと対戦。アウェイでの1stレグで3-0のリードを奪いながら、一旦はトータルスコアで追いつかれるという予想外の展開となったが、最後はアディショナルタイムに獲得したPKをFWクリスティアーノ・ロナウドが決めてユーベを振り切った。
S・ラモスは警告累積のためこの日の試合を欠場。スタンドから観戦していたが、試合終盤にチームメートたちを応援するためピッチ上に降りてしまったことが問題視されている。
スペイン『コペ』によれば、審判団はS・ラモスのこの行為を欧州サッカー連盟(UEFA)への報告書に記載したという。これにより、1試合の出場停止処分を受ける可能性があるとみられている。
過去には2014年のCL決勝で、マドリーに所属していたMFシャビ・アロンソが出場停止だったにもかかわらずチームの優勝を祝うためピッチに降り、新たな出場停止処分を受けた例があった。S・ラモスにも同様の処分が下されるかもしれない。
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