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ローマ会長、歓喜の「噴水ダイブ」は条例違反で謝罪。罰金&市に寄付を約束

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェームズ・パロッタ
ローマのジェームズ・パロッタ会長【写真:Getty Images】

 ローマのジェームズ・パロッタ会長は、チャンピオンズリーグ(CL)での勝利を喜ぶあまり歴史的な噴水に飛び込んだことを謝罪し、罰金を支払うことを受け入れた。11日付の伊紙『レプッブリカ』などが伝えている。

 ローマは現地時間10日に行われたCL準々決勝2ndレグの試合でバルサと対戦。アウェイでの1stレグに1-4で敗れており状況は絶望的かに見えたが、3-0の勝利を収めてアウェイゴール数で上回り、大逆転で準決勝進出を果たした。

 試合後には多くのローマサポーターが町中に繰り出して快挙を祝った。パロッタ会長もファンと一緒に勝利を喜び、市内のポポロ広場の噴水に着衣のまま飛び込んで喜びを表現した。

 しかし、歴史的建造物である噴水に飛び込むことは条例により禁じられている。違反した者には500ユーロ(約6万5000円)の罰金が科されることが定められているという。

 試合翌日の朝にローマのビルジニア・ラッジ市長と会談したパロッタ会長は、噴水への飛び込みについて謝罪。罰金の支払いに加え、(飛び込んだのとは別の)「パンテオンの噴水」の修復費用として23万ユーロ(約3040万円)を寄付することも約束したとのことだ。

【了】

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