セレッソ大阪の清武弘嗣【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第7節が11日に行われ、セレッソ大阪は川崎フロンターレに2-1で勝利した。
清武弘嗣は、日本代表監督の交代について「日本サッカー界が全体として受け止めないといけない」と、危機感を口にする。自身のことより全体に目を向けている。
「23人に選ばれた選手は、絶対に結果を出さないといけない。もちろん自分が(ワールドカップに)出たい。絶対に結果が必要。僕が選ばれようが選ばれなかろうが、しっかりと結果を求めてこれからの世代に繋げていかないと、日本サッカーはいい方向に進まないのかなと」
西野朗監督体制がスタートするが、ワールドカップ本大会まで約2ヶ月しかない。「最終的に集まるのは5月の中旬だと思うし、日本での試合はガーナ戦しかないので、パッと集まって意思統一しないといけない」と清武は言う。また「それは監督としても難しいミッションだと思う」と慮る。
「もし自分が選ばれたら、しっかりと共通意識を持って、やらなければいけないことを突き詰めていきたい」
この日、清武は後半途中からピッチに立ち、積極的なプレーを見せた。ブラジル大会以降、「この4年間で色々感じてきた」と言う。ワールドカップに臨む日本代表メンバーに選ばれれば、チームのために全力を尽くすだろう。
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