ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマは、ミドルシュートを決められることが少なくない。元ミランでイタリア代表経験もあるマルコ・アメーリア氏は、偶然ではないと感じている様子だ。イタリア『プレミアム・スポルト』で語った。
8日のセリエA第31節でミランはサッスオーロと対戦し、1-1で引き分けた。この試合でサッスオーロが決めたゴールは、ペナルティエリア外からのシュートだ。
最近のミランで、こういった失点シーンはよく見られており、ドンナルンマがミドルシュートに弱いのではないかという指摘がある。
これについてアメーリア氏は、「私の意見だけど、位置取りが良くない」と述べた。
「少し足を開き過ぎているように思う。それが彼の構えなんだろうけど、こういったシュートのときは時間の無駄だと思う。右足を開くんじゃなくて、まずはその足でボールとの距離を詰めること。そして重心を移動させる。それを怠ると、ボールに届かない。ここに取り組んでいけば、こういった失点は減っていくと思う」
19歳の若さでミランの守護神を務めるドンナルンマには、イタリア中が期待を寄せている。周囲の要求も高くなっているが、先輩のアドバイスに耳を傾けて成長していけるだろうか。
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