ボルシア・ドルトムント時代のトーマス・トゥヘル氏【写真:Getty Images】
トーマス・トゥヘル氏がパリ・サンジェルマン(PSG)の新監督に就任する事になりそうだ。9日付けの独メディア『sportbuzzer』が報じている。
44歳のトゥヘル氏は来季から2年プラス1年延長オプション付きの契約でPSGの指揮を執る事になりそうだ。なおクラブ側からの正式な発表はリーグ優勝が決まった後に行われる模様だ。
先日バイエルン・ミュンヘンからの監督要請を断ったトゥヘル氏にはアーセナルやチェルシーといったクラブの監督就任の噂も流れていた。一方で同メディアはPSGのオーナーを務めるナーセル・アル=ヘライフィ―氏とアンテロ・エンリケSD(スポーツディレクター)は早い段階からトゥヘル氏と会談を重ね合意に達していたと伝えている。
トゥヘル氏がPSGを選んだ理由として潤沢な資金力があるのではないかと推測している。今季もFWネイマールやFWキリアン・ムバッペ獲得のため大金をつぎ込んだPSG。オイルマネーがあればトゥヘル氏が望む選手の獲得も可能と考えチャンピオンズリーグ(CL)制覇も十分狙えると判断したのではないかと見られている。
トゥヘル氏はマインツで5季、ボルシア・ドルトムントで2季監督を務めた。ドイツ国内では高い評価を受けてきた若き指揮官が来季から新天地でどのようなサッカーを見せてくれるのだろうか。
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