日本代表を率いていたヴァイッド・ハリルホジッチ【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は9日、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督解任と西野朗新監督の就任を発表した。この一報を受けて10日に韓国紙『朝鮮日報』は、解任のきっかけとなった原因について考察している。
JFAの田嶋幸三会長はハリルホジッチ監督と代表選手たちの間で「信頼関係が失われてきたこと」が解任の理由のひとつだと説明していた。ただ同紙は解任の直接のきっかけは、昨年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権2017の韓国戦だったと見られると報じている。
韓国に1-4で敗れた後の会見でハリルホジッチ監督は「韓国が日本より強いことはわかっていた。韓国とのレベルに差があったと思う。韓国は優勝に値した。ここでしっかり結果を残すことを望んでいた。得点を決めた後、日本はなぜか止まってしまった。相手がその状況を利用し2得点。韓国の方が格上だったと思う」と発言したことに注目し、日本国民の気持ちを不快にしたと伝えた。
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