解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は9日に都内で会見を開き、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任と、西野朗氏の新監督就任を発表した。ロシア・ワールドカップで対戦する各国のメディアでも、日本代表の監督交代に注目が集まっている。
6大会連続のワールドカップ出場権を獲得した日本は、6月から開催される大会でコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦する。だが、これまでチーム作りを進めてきたハリルホジッチ監督が本大会で指揮を執ることはない。
ポーランド『プジェグロンド・スポルトヴィー』は、「日本がワールドカップ直前に監督交代!」と報道。日本代表が3月の欧州遠征などで結果を出せていなかったことに加え、「一部の選手との不和があった」とハリルホジッチ監督の解任理由について伝えた。
ポーランド『TVPスポーツ』は、「AFCチャンピオンズリーグ元優勝監督が日本を率いる」と西野新監督の経歴を紹介。五輪代表や柏レイソル、ガンバ大阪を率いて成功を収めたことを伝えている。
セネガル『ダカール・エコー』も、「セネガルの相手である日本、ワールドカップ2ヶ月前にヴァイッド・ハリルホジッチ監督解任」と報じた。「月曜午後にJFAから驚きの発表が行われた」と、衝撃の大きさを強調している。
時差の関係で深夜となるコロンビアメディアでは速報を伝えたメディアは少ない模様だが、各国とも日本代表の動向を注視していることは間違いない。
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