メスの川島永嗣【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第32節の試合が現地時間8日に行われ、リヨンがアウェイでメスに5-0の勝利を収めた。メスのゴールを守った日本代表GK川島永嗣にとっては厳しい結果となってしまった。
開始直後の1分に先制点を奪われたメスは、20分には川島のミスも絡んで2失点目。CKからファーポストへ送られたクロスに飛び出しながらもボールに触れず、マルセロにヘディングシュートを決められた。後半にも3点を加えられ、5失点での大敗に終わった。
フランス各メディアではやはり、この試合の川島のプレーに対して低評価をつけている。『Madein FOOT』では採点「3」。『Homme du Match』では「3.5」をつけ、「疑問の残る2回の飛び出しがマルセロの2ゴールに繋がった。後半の失点はどうしようもなかった」と評した。
『Maxifoot』では採点「2」。川島は「5失点に責任があるわけではない」としながらも、「責めるべき部分がないわけでもない。特にマルセロに奪われた2点目は(軌道を)読み違えた」としている。
だがいずれのメディアでも、川島はこの試合の最低点は免れた。DFムサ・ディアカテに最低点がつけられ酷評の対象となっている。一方、1ゴール4アシストの活躍を見せたリヨンのFWメンフィス・デパイが絶賛され、各メディアとも最高点をつけてマンオブザマッチに選出している。
【了】