マリ代表のシェイク・ディアバテ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのベネベントに所属するマリ代表FWシェイク・ティディアン・ディアバテは、冬に加入して以来「39分に1点」という驚異的なペースでゴールを重ねている。7日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
ベネベントは現地時間7日に行われたセリエA第31節の試合で首位ユベントスと対戦。イタリア王者に2度のリードを奪われながらもディアバテの2得点で追いつく粘りを見せたが、最後は突き放されて2-4で敗れた。
王者ユーベを苦しめたディアバテは、これで今季5得点。1月にトルコのオスマンルスポルからのレンタルで加入し、第25節のクロトーネ戦に交代出場でデビューして初ゴールを決めた。その後2回交代出場したあと、初先発となった前節ヴェローナ戦でも2ゴールを挙げていた。
セリエAではこれで5試合の出場で5得点。プレー時間は合計わずか194分間であり、実に約39分あたり1ゴールを記録していることになる。
ディアバテは昨季も冬の移籍市場でフランス1部のメスにレンタル移籍。14試合出場で8ゴールを挙げる活躍を見せ、GK川島永嗣も所属するチームを1部残留に導いた。残留ラインと14ポイント差で最下位に沈むベネベントで同じ奇跡を起こすのは難しいかもしれないが、個人としては結果を残している。
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