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スパーズのエース、得点認められず。「肩に当たっていた」と主張するが…

text by 編集部 photo by Getty Images

ハリー・ケイン
トッテナムのハリー・ケイン【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第33節の試合が現地時間7日に行われ、トッテナムがストーク・シティにアウェイで2-1の勝利を収めた。トッテナムの2点目の得点者が誰であったかが騒動を生んでいる。

 後半に入って先制したトッテナムはすぐに追いつかれたが、63分に決勝点となる勝ち越しゴールを記録。左サイドでのフリーキックから、MFクリスティアン・エリクセンがゴール前へ送ったボールがワンバウンドでネットに収まった。

 ボールの軌道にはFWハリー・ケインも飛び込んでいたが、コースはほとんど変わっておらず、タッチがあったかどうかは微妙なところ。プレミアリーグの公式ツイッターでは、得点者の記録について「現在確認中。ハリー・ケインが触った可能性がある」とした上で、その後「スパーズの2点目はクリスティアン・エリクセンのもの」と決定を伝えた。

 だが、ケインはその決定に納得していない。「僕のゴールだった。肩に当たって入ったんだ」と試合後に英『スカイ・スポーツ』に語っている。エリクセンもチームメートの言い分を尊重し、「ケインは自分のゴールだったように喜んでいた。彼の言葉を信じなければならない」と述べた。

 この日の得点が認められなければ、ケインの今季の得点数は24点のまま。得点ランク首位に立つリバプールのFWモハメド・サラーには5点差をつけられている。残りの数試合でケインが追い上げを見せたとすれば、この「1点」に泣くことになる可能性もあるかもしれない。

【了】

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