サンフレッチェ広島の城福浩監督【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第6節が8日に行われ、サンフレッチェ広島は柏レイソルに1-0で勝利した。
前半から果敢な攻撃で相手の先手を取り、17分には右クロスをファーサイドで受けた佐々木翔が左足を一閃。強烈なシュートをゴールネットに突き刺した。
後半はギアを上げてきた相手に攻め込まれ、74分にはPKを献上するも、守護神・林卓人のビッグセーブで事なきを得た。また、試合終盤は両サイドからクロスを上げられ、クロスバー直撃のシュートを打たれたが、ゴールは許さなかった。
佐々木の1点を守り切った広島は首位を堅持。公式戦4試合無失点も達成した。だが、城福浩監督は満足していない。
「シュートを打たれても誰かの体に当たるというのは、我々が体を寄せられている証拠なので、そこは問題ない。ただ、PKを与えたシーンや、バーに当たったシーンもあった。守り切れたと胸を張って言えるかというと、やはりあそこは天を仰ぐようなシーンだったと思う。ゼロに抑えたからといって、全てが良かったわけではない」
また、大怪我を乗り越えてきた佐々木翔のゴールについては「彼が今、ピッチでしっかりとやれているということは素晴らしいこと。それは彼の努力。最後、彼のところにボールが行ったのは、そのご褒美なのかなと」と称賛した
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