ローマに勝利したフィオレンティーナ【写真:Getty Images】
フィオレンティーナは現地時間7日、セリエA第31節のローマ戦で2-0の勝利を収めた。6連勝を飾ったフィオレンティーナは、この雄姿をダビデ・アストーリに捧げている。
先月4日、フィオレンティーナで主将を務めていたアストーリが急死した。その後、フィオレンティーナは無失点で5連勝を飾り、2月末の勝利と合わせて6連勝となっている。
フィオレンティーナが同一シーズンでリーグ戦6連勝を飾ったのは、1959/60シーズンが最後。じつに58年ぶりの快挙であり、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「ミラクル・フィオレンティーナ」と称賛した。
ステファノ・ピオリ監督は試合後、「ダビデはこのチームを信じる最初の人間だった。この状況で彼が我々を団結させたことは確かだ。彼は常に我々と一緒にいる。我々の心の中にいるんだ」と語っている。
6連勝のフィオレンティーナは、7位まで順位を上げた。6位ミランとの勝ち点差は暫定で1。ヨーロッパリーグ出場圏を視野に捉えている。
【了】