浦和レッズの興梠慎三【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第6節の試合が7日に行われ、浦和レッズとベガルタ仙台が対戦した。
前節まで2分け3敗の未勝利で降格圏の17位に沈んでいた浦和は、2日に堀孝史前監督との契約を解除。育成ダイレクターの大槻毅氏が暫定的にチームを率いることになった。
対照的に仙台は、前節まで3勝2分けの無敗で2位。好調な相手との一戦に、浦和は今季初出場となる38歳の大ベテラン、平川忠亮らが先発に名を連ねる。
開始わずか5分、先制点はホームの浦和に生まれる。スルーパスを受けてゴール前に抜け出した興梠慎三が巧みなフェイントでDFとGKをかわし、がら空きになったゴールに冷静にシュートを流し込んだ。
前半はそのまま浦和の1点リードで折り返す。後半には仙台も反撃に転じ、60分には梁勇基からのFKに石原直樹が合わせたヘッドがポストと叩くなど、チャンスは生み出すが追いつけない。
結局スコアはそれ以上動かずに試合終了。浦和が監督交代後初のリーグ戦で今季初勝利を挙げ、仙台は初黒星を喫した。
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