ポール・ポグバは寝耳に水【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、冬の移籍市場でMFポール・ポグバを獲得しないかという打診があったことを明かした。英メディア『BBC』などが同指揮官のコメントを伝えた。
ポグバの代理人を務めるミノ・ライオラ氏は、以前からグアルディオラ監督を敵視している。先日も「監督としては素晴らしいかもしれないが、人としての価値はない。ゼロだ。臆病者だ。犬だ」と、シティ指揮官を口撃していた。
これについてグアルディオラ監督は、「彼に同意するよ。私は臆病で悪い人間だ」と切り出したうえで、「だったらなぜ、2ヶ月前に彼は私にポグバと(ヘンリク・)ムヒタリアンを獲得しないかと尋ねてきたのだろうか」と暴露。「彼は自分の選手たちを私のような悪い人間のところに行かせるべきではないだろう。むしろ守らなければいけない。犬との比較なんてとんでもないことだ。犬に敬意を払うべきだよ」と述べた。
グアルディオラ監督はポグバの獲得を断ったとのこと。「彼はトップの中のトップだ。私はノーと言ったよ。彼は非常に高額で、我々には彼を獲得する資金がないんだ」と話している。
この発言を受けて、ポグバがすぐに反応した。自身のSNSで「何言ってるんだ?」と記し、耳に手をあてた写真を掲載している。
ライオラ氏は『BBC』に対し、「グアルディオラと話したことはない。私が話すとしたら、シティとだ」とコメント。完全に否定した。
反撃を開始したグアルディオラ監督。2人の舌戦はこれからさらに過熱するかもしれない。
【了】