フットボールチャンネル

PSG、良いところなく敗戦危機も土壇場で幸運舞い込む。枠内シュート2本もOGで勝ち点1

text by 編集部 photo by Getty Images

20180406_psg_getty
パリ・サンジェルマン、精細欠いたが…【写真:Getty Images】

【サンテティエンヌ 1-1 パリ・サンジェルマン リーグアン第32節】

 パリ・サンジェルマンは現地時間6日、リーグアン第32節でサンテティエンヌと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。

 リーグアンの首位を独走するパリ・サンジェルマンだが、この日は好調の9位サンテティエンヌに苦戦。立ち上がりから押し込まれた。

 17分にはホームチームが先制する。右サイドのドゥビュシがクロスを入れると、サンテティエンヌは3人がゴール前に飛び込んだ。最後はカベラが押し込む。

 その後も流れはサンテティエンヌ。31分には、ペナルティエリア左に抜け出したアムマがキンペンベに倒されてPKを獲得する。だが、このPKをカベラが失敗。流れが変わりつつあった。

 しかし、パリ・サンジェルマンは主導権を握れない。41分、キンペンベがアムマの足を踏んでイエローカード。PK献上ですでに警告を受けていた同選手は、退場となった。

 厳しくなったパリ・サンジェルマンは、後半のスタートからチアゴ・シウバを入れて守備をととのえる。68分にはカバーニを投入し、残り約20分で勝負に出た。

 すると76分、1点差を維持したパリ・サンジェルマンに好機。スルーパスに抜け出したディ・マリアが前に出たGKの前で横にパスを出した。がら空きのゴールに流し込むだけというラストパスを受けたカバーニのシュートは枠を外れ、千載一遇のチャンスを逃してしまう。

 結局、パリ・サンジェルマンは良いところなく敗戦…、かと思われた。だが後半アディショナルタイム、サンテティエンヌに悲劇が待っていた。パリ・サンジェルマンがペナルティエリア手前からゴール前に放り込むと、ファーに流れたボールがドゥビュシの足に当たってオウンゴール。枠内シュート2本のパリ・サンジェルマンが敗戦を免れている。

【得点者】
17分 1-0 カベラ(サンテティエンヌ)
90+2分 1-1 オウンゴール(パリ・サンジェルマン)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!