成績不振を受けて浦和は強化体制の再編を発表した【写真:Getty Images for DAZN】
J1の浦和レッズは6日、強化体制を改めることをクラブの公式サイトで発表した。
浦和は強化体制の変更にあたって、今後は立花洋一副社長が強化部を所掌すること、さらには新たな役職であるゼネラル・マネージャー(GM)を新設することを公表した。GMには、過去に浦和の強化部部長や日本サッカー協会の女子部部長を引き受けた経歴を持つ中村修三氏が就任することとなる。またそれに伴って、山本守彦氏取締役が本部長を離れ、取り締まり本部長(社長補佐)となることも決定している。
これに際して、淵田敬三代表は以下のコメントを残している。
「山道本部長には、2011年にチームが残留争いをする苦しい時期に強化部長に戻ってもらい、チームの残留に貢献していただきました。2012年にはミシャ監督を招聘したほか、予算に見合った的確な補強で、毎シーズン優勝争いをするチーム作りに従事してくださいました。また13年ぶりとなるルヴァンカップ優勝、2度目のアジア制覇を実現するとともに、クラブ経営の安定化に多大なる貢献があったと考えています。しかしながら、ここからさらにチームを強くしていくためには、あらたな可能性にトライする必要性も感じております。立花副社長に強化部門全体を所掌していただくとともに新設するゼネラルマネジャーには、浦和レッズを知り、なでしこジャパンを世界1に導くサポートをするなど経験豊富な中村修三氏に就任いただくこととしました」
浦和は今季リーグ開幕5試合で未勝利という結果を受け、堀孝史前監督との契約を解除。それに代わって育成ダイレクターの大槻毅氏が暫定的にチームを率いている。
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