マンチェスター・シティのMFケビン・デ・ブルイネ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティ所属のベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネが、古巣での指揮官との関係を語った。
2012年から約2年間チェルシーに在籍していたデ・ブルイネは、2013/14シーズン以降は現マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督の指導を受けた。しかし、同監督からは信頼を置かれることはなく、出場機会も激減したため2014年の冬にはドイツのヴォルフスブルクへの移籍を決断した。
デ・ブルイネ自身も、モウリーニョ監督との関係が冷め切ったものであったことを認めている。
「僕らの関係には距離があったと言える。僕は監督とよく話すような選手ではない。彼は話したい選手には話すような監督だと思う。関係はいいものであったかもしれないけど、常にお互いの間には一定の距離があったんだ」
また同選手は、モウリーニョ監督と会話を交わした回数がたった「2回」と驚くべき発言もしている。
「僕は彼と2回しか話したことがない。1度目は夏の初め頃に、彼にドルトムントに行きたいと言ったんだ。2度目は、クラブを出ていきたいと主張した。サッカーをしたかったから僕にとってはそのほうが良かったんだ」
2015年後のマンチェスター・シティ加入、さらには2016年のジョゼップ・グアルディオラ監督の就任を機に選手として劇的な成長を遂げたデ・ブルイネ。現在モウリーニョ監督とは、同じ街をホームタウンとするライバルとしてプレミアリーグを争っている。
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