フェイエノールトでプレーしたディルク・カイト【写真:Getty Images】
エールディビジのフェイエノールトが5日、昨季限りで現役引退を表明した元オランダ代表で37歳のディルク・カイト氏が同クラブの下部組織(U-19)の指揮官に就任する見込みであると発表した。
カイト氏は1998年にユトレヒトでプロデビューを果たし、2003年にフェイエノールトへ移籍。その後、リバプールやフェネルバフチェを経て2015年から古巣のフェイエノールトでプレーを続けていた。
昨季フェイエノールトで公式戦39試合に出場し15得点7アシストを記録。キャリア最後の試合となったエールディビジ最終節のヘラクレス戦でハッットトリックを達成し有終の美を飾っていた。オランダ代表としては通算105試合に出場し24得点。2006年W杯や2010年W杯、2014年W杯に出場した経験を持っている。
現在、カイト氏はUEFA’A ライセンス取得を目指している。その傍らでフェイエノールトのU-19チームを2018/19シーズンから率いる見通しとなった。今回の発表にあたり同氏は「本当に楽しみにしている」と語っている。
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