ミランとの契約を延長したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督【写真:Getty Images】
ミランは5日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の契約延長を発表した。新たな契約は2021年までとなっている。
ミランのレジェンドであるガットゥーゾ監督は、昨年11月に下部組織から引き上げられてトップチームの指揮官に就任。その直後は結果が出ずに苦しんだものの、チームを立て直している。現在は、一時は諦めたはずのチャンピオンズリーグ出場権獲得を目標にしているところだ。
そのチャンピオンズリーグ出場権獲得は、現地時間4日のインテル戦で引き分けたことで困難になった。だが、クラブからの信頼は変わらず、ガットゥーゾ体制を続けることを決めている。
下部組織を担当していたガットゥーゾ監督は、年俸がセリエAで最低の12万ユーロ(約1560万円)だった。事前の報道によると、今回の契約延長で約16倍の200万ユーロ(約2億6000万円)に跳ね上がったとみられている。
さらに、補強方針についてクラブに意見を述べる権限も与えられたとのこと。来シーズンのミランは、ますます闘将の「色」が強く出るチームとなりそうだ。
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