欧州サッカー連盟（UEFA）が大胆にも今季のチャンピオンズリーグ（CL）の優勝チームを断定するようなツイートをして物議を醸している。

　UEFAは4日、CL準々決勝1stレグの2試合が終了した時点でツイッターを更新。英語とスペイン語版の公式アカウント上で、レアル・マドリーの先発メンバーの写真とともに「2018年のCLチャンピオン？」との投稿をした。

　マドリーは、昨季のCL決勝の再現となるユベントス戦に臨んだ。拮抗した展開が予想されたものの、ふたを開けてみればエースのFWクリスティアーノ・ロナウドが2得点の大活躍を果たし3-0で快勝を収めた。

　一方で、UEFAのこの行為に対しては非難の声も届いている。「他クラブへの敬意を欠いている」とコメントする人や、バルセロナやマンチェスター・シティ、リバプールなど応援するクラブの画像と共に優勝するのはわがチームと反論するサポーターもいた。

　現在CL2連覇中のマドリーは、前人未踏の3連覇に向けて着実にステップを踏んでいる。果たしてそれを阻むクラブは現れるのだろうか。ホームで3失点と厳しい状況に追い込まれてはいるが、まずはユベントスの2ndレグでの奮起に注目が集まる。

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