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W杯を裁く審判団、重圧は選手並みか。一部報酬額が明らかに

text by 編集部 photo by Getty Images

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選手と同様にW杯では審判にも相当な重圧がかかる【写真:Getty Images】

 ブラジルメディア『UOL Esporte』が、ロシアW杯で試合を裁く審判が受け取る報酬額の一部を明かしている。

 今年6月の開催と月日が迫っているロシアW杯。緊迫した雰囲気が各国の代表選手たちに押し寄せる中、世界最高峰の戦いを裁く審判団の人たちにも並々ならぬ重圧がのしかかっている。

 今大会には36人の主審と63人の副審が参加することとなっている。世界中で反響の大きい大会で審判を下すことはかなりの精神的プレッシャーを与えることもあるため、審判団が受け取る報酬の額も普段の試合よりもずっと大きいものであるようだ。

 審判員はそれぞれ、国際サッカー連盟(FIFA)の定める基準によって異なるカテゴリーに分けられている。同紙によると、経験やキャリア年数が豊富な審判員が上のカテゴリーに分類され、トップクラスの主審はロシアで試合を裁くことで5万7000ユーロ(約740万円)を受け取り、さらに1試合担当するごとに2500ユーロ(約33万円)の報酬が追加されていくという。

 トップクラスの副審は、主審よりも少し減額するが、ロシアでの審判報酬で2万ユーロ(約260万円)、1試合ごとに1600ユーロ(約21万円)を与えられるようだ。

【了】

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