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「あの男はバカだから嫌い」「ソングは試合前にケンタ」…元アーセナルMFが元同僚を語る

text by 編集部 photo by Getty Images

サミル・ナスリ
元アーセナルのサミル・ナスリ【写真:Getty Images】

 元アーセナルのFWエマニュエル・フリンポンが、かつてのチームメートに対する印象を口にした。英『テレグラフ』に対するコメントを『ESPN』が引用して伝えている。

 フリンポンはアーセナルの下部組織出身で、9歳のときからプレーしている。その後、2009年にトップデビューを果たしたが、チームに定着することはできなかった。現在はキプロスのエルミス・アラディプに所属している。

 現在トルコのアンタルヤスポルでプレーしているMFサミル・ナスリについて、フリンポンは良い印象を持っていない。「試合のあと、ナスリが僕のところにきて、『おまえのせいで負けたんだ』と言われたことがある。僕は若手だった。何をしたか分からなかったし、すごくショックを受けたよ。彼のことは本当に好きになれないね」と明かしている。

 マンチェスター・シティへ移籍したナスリと対戦した際、フリンポンはかつての同僚と衝突していた。そのときを振り返り、「なぜあんなことになったかは覚えていないけど、僕はあの男が好きじゃない。彼はバカだから好きじゃないよ。至ってシンプルなことだ」とばっさり切り捨てた。

 チェルシーのMFセスク・ファブレガスも、当時はアーセナルに在籍していた。「ファブレガスは素敵な人だよ」とフリンポン。「トップチームに上がったとき、『昇格おめでとう、フリンポン。よくやったね!』と声をかけてくれたんだ。素敵な人だよ」と称えている。

 元ロシア代表のMFアンドレイ・アルシャビンは、また違うタイプだったという。フリンポンによると、「練習では最悪だったね。いつもリラックスしていて、ひどかったよ。でも、試合になるとすごいんだ」。

 MFアレクサンドル・ソングは、試合前に独特のルーティーンがあった。「ホームゲームの前はいつもケンタッキーだった。試合前にホテルからバスで移動すると、彼がチキンナゲットを食べていたね」とフリンポンは明かしている。

【了】

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