4日に死去した元ヨルダン代表監督のレイ・ウィルキンス氏【写真:Getty Images】
元イングランド代表MFレイ・ウィルキンス氏が4日に61歳で死去した。『BBC』などイギリス複数メディアが伝えている。
ウィルキンス氏は先月31日に心臓発作を起こし、非常に深刻な容態に陥っていることが報じられていた。ロンドンの病院で治療が行われていたが、4日に帰らぬ人となった。
ウィルキンス氏は1973年にチェルシーでデビューし、マンチェスター・ユナイテッドやミラン、パリ・サンジェルマン、レンジャーズ、QPRなどでもプレー。1976年から86年にかけてイングランド代表で84試合を戦い、2度のワールドカップにも出場した。
引退後は指導者の道へ進み、QPRやフラムの監督に続いてチェルシーのアシスタントコーチに就任。2009/10シーズンにはカルロ・アンチェロッティ監督のプレミアリーグ優勝を助けた。
2014年9月にはヨルダン代表監督に就任し、翌年1月のアジアカップではグループステージ最終節で日本代表と対戦。本田圭佑と香川真司のゴールにより日本が2-0で勝利を収めた。ヨルダンは敗退に終わり、ウィルキンス氏はその後退任していた。
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