セレッソ大阪が済州ユナイテッドに勝利【写真:Getty Images】
【セレッソ大阪 2-1 済州ユナイテッド ACLグループG第5節】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループG第5節の試合が3日に行われ、セレッソ大阪はホームで韓国の済州ユナイテッドと対戦した。
C大阪はここまで1勝2分け1敗で勝ち点5。残り2試合でのグループステージ突破のため、ホームでのこの試合では何としても勝ち点3を獲得したいところだった。一方の済州は勝ち点3で最下位に沈み、この日の結果次第では敗退が決まる状況にあった。
週末の湘南ベルマーレ戦から中2日での試合となり、先発を8人変更したC大阪だが、前半16分には幸先よく先制点を奪うことに成功する。左CKから田中亜土夢の上げたクロスに、ゴール前の片山瑛一が難しい体勢からの左足ボレーで合わせて移籍後初ゴールを叩き込んだ。
さらに34分には大きな追加点。福満隆貴からのパスを受けてエリア内右サイドへ抜け出した山村和也が冷静に中を見てゴール前に折り返し、最後は柿谷曜一朗が押し込んだ。
後半もリードを守ったC大阪は2点差で逃げ切るかに見えたが、後半アディショナルタイムにジン・ソンウクのヘディングで1点を返されてしまう。だが2-1で勝利を収め、貴重な勝ち点3を獲得することに成功した。
1時間遅れの同グループの試合ではブリーラム・ユナイテッドと広州恒大が対戦している。この結果にかかわらず、C大阪は最終節の広州恒大とのアウェイゲームに勝てばグループ突破。引き分けや敗戦でも突破できる可能性もある。
【得点者】
16分 1-0 片山瑛一(C大阪)
34分 2-0 柿谷曜一朗(C大阪)
90+2分 2-1 ジン・ソンウク(済州)
【了】