ニースのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
ニースに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、来季はイングランドのプレミアリーグやイタリアのセリエAに復帰することになるかもしれない。2日付の英紙『ミラー』など各国メディアが代理人のコメントを伝えた。
リバプールやミランで苦しい時期を過ごしたバロテッリだが、2016年夏に加入したフランス1部のニースで復活。これまで2シーズン弱で公式戦58試合に出場して39ゴールを挙げる活躍を見せている。
そのニースとの契約は今季限りで満了するため、他クラブへのフリー移籍が可能となる。代理人のミーノ・ライオラ氏は、「イングランドやイタリアの多くのクラブと交渉を行っている」と述べ、「ユベントス、ローマ、ナポリ、インテルと話をした」と具体的にイタリアのビッグクラブの名前を挙げている。
「マリオは成長し、世界トップ10に入るストライカーになった」とライオラ氏は主張。「イタリアではナンバーワンだ。1億ユーロ(約130億円)の価値がある。だがフリートランスファーなので、非常にお買い得ということになる」とバロテッリの価値について語った。
過去にはインテルやマンチェスター・シティでもプレーし、才能を高く評価される一方で、ピッチ内外での“問題児”ぶりも発揮していたバロテッリ。来季はイングランドやイタリアに返り咲くことになるのだろうか。
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