ラツィオに所属するチーロ・インモービレ【写真:Getty Images】
ラツィオに所属する28歳のイタリア代表FWチーロ・インモービレの勢いが止まらない。現地時間3月31日に行われたベネベント戦で2得点決め、44年ぶりに「クラブ最多得点記録」を更新したと、2日にイタリアの『フォックス・スポーツ』が報じている。
ベネベント戦で先発出場したインモービレは19分、味方の縦パスに反応しDF裏に抜け出して先制点を決めた。両者得点を積み重ねて3-2で迎えた68分、ベネベントのGKクリスティアン・プッジョーニが出したパスをカットし、そのままインモービレがゴール前まで持ち込んで得点を決めている。その後も得点を積み重ねたラツィオが6-2の勝利をおさめた。
今節の2得点によりインモービレは今季公式戦ゴール数を36に増やした。同メディアによると、1973/74シーズンにジョルジョ・キナーリャ氏が築いた公式戦34得点を抜き、クラブ最多得点記録を更新したとのこと。
まだヨーロッパリーグ(EL)とリーグ戦が残っていることを考えても、公式戦40得点超えを果たす可能性は十分にありそうだ。それだけでなく、このまま得点を量産すれば“欧州得点王”となりゴールデンシューを受賞するかもしれない。現在、バルセロナのリオネル・メッシやレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドなどとトップを争っている。
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