バイエルン・ミュンヘンのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは、レアル・マドリーからのレンタルの形で在籍しているコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを完全移籍で獲得することを決めたようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
マドリーの10番としてプレーしていたハメスだが、昨年夏に2年間のレンタルでバイエルンへ移籍。ここまで公式戦28試合に出場して5ゴール11アシストを記録し、ドイツ王者の好調な戦いに貢献している。
バイエルンはハメスのプレーに満足している様子で、完全移籍のオプションを行使することを決めたとみられている。レンタル期間は2年間あるため、もう1年待ってから決断することも可能だったが、予定を早めての行使となるようだ。
完全移籍の場合、マドリーには移籍金として4200万ユーロ(約55億円)が支払われる。2年間のレンタル料1300万ユーロと合わせ、合計5500万ユーロ(約72億円)での大型取引となる。
リバプールなどプレミアリーグのクラブからの関心も噂されていたが、ハメスもバイエルン残留に同意したようだ。ドイツでの長期間のプレー続行に向け、ドイツ語の学習も開始したと伝えられている。
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