水戸ホーリーホックに40歳の安彦考真が加入【写真:Getty Images for DAZN】
J2リーグの水戸ホーリーホックが3月31日、40歳のFW安彦考真がチームに加入すると発表した。
安彦は新磯高等学校を卒業後にブラジルのグレミオ・マリンガでプレー。その後、様々な過程を経た後に「40歳でJリーガーを目指す男の生き様ファンクラブ」というクラウドファンティングを通してトレーニング資金を集め、夢のJリーガーに向けて努力を続けていた。そして練習参加を経て、世界初の「クラウドファンディング・Jリーガー」が誕生している。
安彦はクラブのオフィシャルサイトを通じて「水戸ホーリーホックサポーターの皆様、そして僕を支えてくれている仲間たちへ、本日水戸ホーリーホックの選手として加入することが決まりました、安彦考真です。多くの賛否を受けながら「40歳でJリーガーになる」という「無謀」な挑戦は、多くの方の支援と理解のもと、今日から「希望」へと変わりました。この挑戦を受け入れてくれた水戸ホーリーホックに心から感謝をすると共に、ピッチ内外での献身と貢献を誓います。
自分の人生に本気になる覚悟を持つ」簡単ではないがやってできないことはない。どんなことも否定から入らず、チャレンジをし続けることで人は成長すると思います。水戸ホーリーホックがJ1昇格することは無謀でしょうか。僕は全くそうは思いません。今ある「一体感」とここから更に高まる「覚悟」があれば、きっと成し遂げることができるはずです。僕はその一端を担うことを約束します。
最後に、サッカー選手になりたい子どもたちへ!サッカーを楽しむことを忘れないでください!大好きなサッカーを思いっきり楽しんでください!悩んだり迷ったりしたら、城里町「アツマーレ」やケーズデンキスタジアム水戸に足を運んでください!最高にサッカーを楽しんでいる水戸ホーリーホックの選手達を観てパワーをもらってください!失敗を恐れず、希望を信じて、前に進んでいきましょう!」とコメントしている。
【了】