リバプールのモハメド・サラー【写真:Getty Images】
リバプールでプレーするエジプト代表FWモハメド・サラーは、国内で圧倒的人気を誇る英雄となっており、大統領選でも多数の票を獲得したという。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
昨夏ローマからリバプールへ移籍したサラーは、ここまでプレミアリーグ30試合出場で28得点、公式戦40試合で36得点を挙げる大活躍。リオネル・メッシらも上回り、欧州得点王に贈られるゴールデンシュー争いのトップに立っている。
エジプト代表でもエースとして活躍し、ロシア・ワールドカップの予選突破に大きく貢献。エジプトにとっては28年ぶりのワールドカップ出場権獲得となった。
国内では当然ながら英雄視され、絶大な人気を誇る。今週行われたエジプト大統領選では、当然ながら立候補していないにもかかわらず、約100万票がサラーに投じられたとのことだ。
現職のアブドルファッターフ・アッ=シーシー大統領は92%の票を獲得して再選。だがサラーにも約5%の票が投じられ、対立候補であるムサ・モスタファ・ムサ氏への票(約3%)を上回った。投票用紙にサラーの欄はなかったが、欄外に追記する形で投票が行われたようだ。
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