ブラジル代表の選手たち【写真:Getty Images】
今年6月に行われるロシアW杯の優勝オッズに変化が表れたようだ。
先日、国際親善試合が世界各国で行われ、それぞれの国がW杯に向けたテストマッチを行った。その中では、スペイン対ドイツ、ドイツ対ブラジル、スペイン対アルゼンチンなど強豪チーム同士の対決もいくつか行われた。
スペイン紙『アス』によると、W杯から約3ヶ月前に行われたこの試合の結果は、オッズの変動に大きく影響を与えたようだ。大手ブックメーカー『Bet365』、『Wiliam Hill』、『888』、『Betfair』ら4社の優勝オッズから算出された平均値では、ブラジル代表が「5.31」で1位となっている。それまで優勝最有力候補とされていたドイツ代表は、今回は「5.56」で2位にランクダウンした。
両者は今月27日に親善試合を行い、ブラジル代表がFWガブリエル・ジェズスのゴールで1-0の勝利を飾っている。同代表は、2014年のブラジルW杯準決勝で味わった1-7惨敗の借りを返す形となった。
続く3位は、今回の親善試合でコロンビア代表に2-3の逆転負けを喫しながらも続くロシア戦では3-1の快勝を収めたフランス代表がランクイン。平均オッズは「6.88」だ。
一方、世界王者ドイツ代表に1-1で引き分け、その後強豪アルゼンチン代表に6-1の完勝を収めたスペイン代表は、フランス代表を抜くことはできず「7.63」で4位となっている。
その他トップ10に並ぶのは、上から順にアルゼンチン代表「10」、ベルギー代表「11.75」、イングランド代表「17.75」、ポルトガル代表「24」、ウルグアイ代表「32」、クロアチア代表「32.25」となっている。激戦必至のW杯で、優勝を手にするのはどのチームとなるのだろうか。
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