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メッシ、「1-6」大敗後にチームを鼓舞。「今までにないくらい献身的」と現地評価

text by 編集部 photo by Getty Images

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アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシが大敗を喫したチームに対し激励の言葉をかけたようだ。

 27日、アルゼンチン代表がアウェイでスペイン代表と国際親善試合を行った。エースを欠いたチームは序盤ら相手に主導権を握られ、後半は集中も切れ4失点。最終的に試合は1-6でアルゼンチンの大敗で終わり、改めてメッシという存在の重要性が浮き彫りとなった。

 ロシアW杯まで3ヶ月を切った中でのこの敗北は、同代表にとっても相当のダメージとなったはず。特に、現在30歳のメッシにとって今大会は自身最後の大会となる可能性もあり、危機感を抱かせるものとなったかもしれない。

 アルゼンチン紙『ラ・ナシオン』によると、貴賓席で試合を観戦していたメッシは試合後、チームを励ましにロッカールームへと向かったようだ。敗北を喫したチームメイトへ「顔を上げよう。みんなでこれを乗り越えて前に進もう」と力強い言葉が送られたようだ。

 主将としてチームを牽引しようとするメッシの態度には高い評価が与えられている。同紙は「今までにないくらい献身的だ」と伝えている。

 最終節にハットトリックを決めて見事にチームをW杯で導くなど、南米予選ではプレーでチームを引っ張っていたメッシだが、現在では精神的にもチームのよりどころとして重要度が増している。

【了】

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