アリエン・ロッベン(左)とロベルト・レバンドフスキ(右)【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのユップ・ハインケス監督が、FWロベルト・レバンドフスキの放出を否定した。ドイツ『ビルト』などが指揮官のコメントを伝えている。
スペインメディアは最近、ポーランド代表のエースがレアル・マドリーへの移籍を希望していると報じた。そのため、バイエルンは後継者探しに動き出したと言われている。
だが、ハインケス監督は「レバンドフスキから出て行きたいという意思は見せられていない」ときっぱり。「スペインメディアのことはよく知っている。大抵は信頼できる根拠があるが、同時に憶測も多い」と述べている。
そして同指揮官は、レバンドフスキが自身のブンデスリーガ得点記録を超えると主張した。「あと2、3年で彼が私の記録を超えるはずだ。私は220得点を決めた。レバンドフスキは170くらいだね。2、3年あれば十分だろう」と話している。
アリエン・ロッベンやフランク・リベリの将来についても注目されているバイエルンだが、指揮官は年齢を気にしていない。「年齢は私から見て関係ないね。(フランチェスコ・トッティは)39歳までプレーした。(ジャンルイジ・)ブッフォンは40歳でやっているよ」と語り、世代交代はまだ先になる可能性も示唆した。
なお、ハインケス監督は現役時代にブンデスリーガで220ゴールを挙げており、これは歴代3位の記録。歴代最多はゲルト・ミュラー氏の365ゴールだ。
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