“仮想日本”戦で自信を得たポーランド代表
「自信を得た」。3月27日、カトヴィツェで韓国代表とのテストマッチに臨んだポーランド代表。“仮想日本”との一戦で、手応えを得たようだ。試合後、先発したGKヴォイチェフ・シュチェスニーは次のように振り返った。
「前半は試合をコントロールして優位に進めていたが、後半は選手(レバンドフスキとピシュチェク)が交代したことでコントロールを失い、危ない状況となって2失点してしまった。間違いなくいいテストになったと思う」
ユベントスに所属する27歳のGKによれば、ポーランドの守備陣は「自信を得た」という。
「いいスタートで先制して、よりハッピーだし自信を得たと思う。このフォームを続けていけたらいいね」
韓国戦でポーランド代表は「このフォーム」=中盤フラットの[3-4-3]の布陣を採用。23日に行われたナイジェリア代表とのテストマッチに続き、3バックで試合に臨んだ。
韓国代表はワントップにソン・フンミンを置いた[5-4-1]を採用。比重を後ろに傾けつつ、カウンターに活路を見出そうとする。FC東京に所属するチャン・ヒョンスを中心とする守備陣は、ロベルト・レバンドフスキに対して、集中して対処し続けた。
絶対的エースFWを目掛けたロングボールを跳ね返し、セカンドボールをきっちりと拾う。バイタルエリアでレバンドフスキにボールが入れば、複数で囲んで奪い返す。
その様子は、4日前に見事レバンドフスキを抑え、無失点で切り抜けたナイジェリア代表の守備陣のようだった。ヴロツワフで行われた試合の後で、CBレオン・バログンは次のように語った。
マインツ05に所属する“スーパー・イーグルス”の守備の要は、ブンデスリーガでレバンドフスキとの対戦経験が豊富だ。