チェルシーのマルコス・アロンソ【写真:Getty Images】
スペイン代表対アルゼンチン代表の国際親善試合が現地時間27日に行われ、スペインが6-1の勝利を飾った。チェルシー所属のDFマルコス・アロンソはこの試合に交代出場し、スペイン代表デビューを飾っている。
今回初招集を受けた27歳のマルコス・アロンソは、23日に行われたドイツ戦ではベンチ入りしながらも出場せず。だがアルゼンチン戦では6-1という思わぬ大差がついたあと、79分からの交代で送り出された。
マルコス・アロンソが代表デビューを飾ったことで、「親子3代」での代表キャップ保持が実現することになった。マルコス・アロンソの父親と祖父も、かつてスペイン代表でプレーした名選手だった。
祖父のマルコス・アロンソ・イマス、通称マルキーニョスはスペイン代表で親善試合2試合に出場。代表にはそれほど縁がなかったが、レアル・マドリーで8年間プレーし、5年連続の欧州制覇を成し遂げた伝説的チームの一員だった。
父親のマルコス・アロンソ・ペーニャは1981年から85年にかけてスペイン代表で22試合に出場。クラブレベルではアトレティコ・マドリーやバルセロナなどで活躍した。
親子ならともかく、3代続けて代表選手になるという例は世界でも多くはない。日本のセレッソ大阪でもプレーしたウルグアイのFWディエゴ・フォルランや、メキシコのFWハビエル・エルナンデス(チチャリート)、スロバキアのMFヴラディミル・ヴァイスなどの例が知られている。
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