アメリカ代表にデビューしたティモシー・ウェア【写真:Getty Images】
かつてパリ・サンジェルマン(PSG)やミランなどで活躍した名選手であり、現在リベリア大統領を務めるジョージ・ウェア氏の息子ティモシー・ウェアがアメリカ代表デビューを飾った。『USAトゥデイ』などが伝えている。
FWとしてプレーするティモシーは2000年2月生まれの18歳。2014年に加入したPSG下部組織で頭角を現し、今月3日に行われたリーグアン(フランス1部)のトロア戦でトップチームデビューを飾った。
米国で生まれたティモシーはアメリカ代表入りの資格も有しており、昨年のU-17ワールドカップにもアメリカ代表として出場。決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦でハットトリックを達成するなどの活躍を見せていた。
アメリカA代表からも初招集を受けたティモシーは、現地時間27日に行われたパラグアイ代表との国際親善試合に交代出場して代表デビュー。
「ずっと待ち続けていたことだった。コーチングスタッフが与えてくれたチャンスに本当に感謝している。今後もさらに呼ばれることを願っている」とティモシーは試合後にコメントしている。
父親のジョージ・ウェア氏は圧倒的なフィジカルを武器にモナコやPSG、ミラン、チェルシーなどで活躍。1995年には欧州出身以外の選手として初めてバロンドールを受賞した。昨年末に行われたリベリア大統領選で勝利し、今年1月から大統領を務めている。
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