ブラジル代表のチアゴ・シウバ(左)とアリソン(右)【写真:Getty Images】
ブラジル代表は1358日振りにドイツ代表に勝利を収めた。
現地時間27日、ブラジル代表はベルリンでドイツ代表と対戦し1-0で勝利した。37分に右サイドからのセンタリングをFWガブリエル・ジェズスが頭で決め先制すると守備陣もドイツの攻撃を無失点に抑えた。
両者の対戦はブラジルワールドカップ準決勝以来でその時はブラジル代表が1-7と大敗を喫した。「ミネイロンの惨劇」から実に1358日振りに勝利したブラジル代表キャプテンのチアゴ・シルバは試合後ミックスゾーンで「今日のパフォーマンスはいつも以上に素晴らしかった。強豪相手に勝利出来て非常に嬉しく思う」と感想を述べている。
一方のドイツは2016年のEURO準決勝の対フランス戦以来の敗戦で不敗記録が「22」でストップした。ヨアヒム・レーブ監督は独テレビ局『ZDF』のインタビューで「今日は我々の日ではなかった。チーム全体で細かいミスが多くブラジルを強くさせてしまった」と試合を総括した。
またMFトニ・クロースも同局のインタビューに答え「全くボールを繋げなかったし1対1の局面でも弱かった。今日は選手全員のパフォーマンスが悪かった」と完敗を認めている。
今後のドイツ代表のスケジュールは5月15日にロシアワールドカップに向けた登録メンバーを発表し6月5日には最終登録23人の発表が行われる。そして6月17日には予選リーグ1試合目のメキシコと対戦する。
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