ミランと契約延長に近づいているジェンナーロ・ガットゥーゾ監督【写真:Getty Images】
ミランがジェンナーロ・ガットゥーゾ監督との契約延長に踏み切ろうとしているようだ。
昨年11月、ガットゥーゾ監督は成績不振によりクラブから解任を受けたヴィンチェンツォ・モンテッラ前監督に代わりミランの監督に就任。次期監督が決まるまでの代行として招聘された同監督だが、チームをチャンピオンズリーグ圏内まで5ポイントに迫る6位へと押し上げていることが認められ、クラブ側からは契約延長の話が持ち上がっている。
昨年11月に始動した“ガットゥーゾミラン”は、序盤は成績面で苦戦したものの徐々に結果を出してきた。これまで行った23試合で平均勝ち点「2」は賞賛すべきもので、今年に限っては、リーグ戦9戦で8勝1分けを記録するなど絶好調を維持している。
スペイン紙『マルカ』によると、ミランは既に3年の契約延長オファーをガットゥーゾ監督に出しており、今週中にも同監督の署名はなされる可能性があるという。その際には年俸アップも約束されるようだ。
現役時代の活躍からクラブのレジェンド的存在となっているガットゥーゾ監督。指揮官としてもこのまま結果を残し、クラブの歴史に名を刻むことはできるのだろうか。
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