日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ【写真:Getty Images】
【日本 1-2 ウクライナ キリンチャレンジカップ】
日本代表は27日、キリンチャレンジカップでウクライナ代表と対戦し1-2で敗れた。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は試合後、「もちろん敗戦で喜ぶことはできません。しかし、前の試合より良かった。悪くないものもたくさん見られた」と収穫も得た様子だ。
決定機を逃がしたことを悔やみながら、「今回は怪我によってメンバーを欠いていた。大会の時にはもう少し競争力を見せられる」と述べた。
また、「ウクライナは世界のトップ20に入るようなチーム。そのような相手にここまで戦う姿を見せた日本というのを考えないといけない。厳しすぎる目も良くない」語っている。
後半終盤にチャンスを作ったが、得点は前半に槙野智章が挙げた1点のみ。指揮官は「決定力の課題は世界中のどのチームも抱えている」とし、「相手はカンボジアやシンガポールではない。そんなにチャンスを作れない」と続けた。
「これでもまだ多いほうだ。相手より多くの決定機を作った。最後の5分間でいい決定機があったが、そこで決めないと。しかし、得点を取るのはどのチームでも重要なテーマ。メッシ、ロナウドはいない。得点力というところで目立った選手を探しているけれど」
ハリルホジッチは、日本に世界的ゴールゲッターがいないことに言及し、得点感覚に優れた選手を引き続きリサーチしていくようだ。
(取材:植田路生、文・構成:編集部)
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