オーストラリア代表【写真:Getty Images】
ロシアをめぐる国際関係の悪化の影響のより、オーストラリア代表にも今年夏のロシア・ワールドカップ出場をボイコットする可能性があるという話が浮上した。だが外相がボイコットを示唆しながらも、その後否定している。
ロシアの元スパイがイギリス国内で毒を盛られたとされる事件により、ロシアとイギリスの関係が悪化。アメリカや欧州他国はイギリスを支持し、事件への関与が疑われるロシアを非難している。
豪『ABC』などが伝えるところによれば、オーストラリアも各国の動きに同調し、ロシア外交官を国外追放とすることを決めたとのことだ。ジュリー・ビショップ外相は、ロシアに対する措置の一環として、代表チームがワールドカップ参加をボイコットする可能性もあると示唆した。
「今後さらに取る可能性のある措置として、あらゆる選択肢がある。ワールドカップ(不参加)も今後の措置のひとつだ」とビショップ外相は述べた。だがその後、公式ツイッターで「政府はワールドカップのボイコットを考えてはいない」と発信し、参加辞退の可能性を否定している。
オーストラリアはアジア最終予選を日本代表と同じグループで戦い、大陸間プレーオフを経て4大会連続の出場権を獲得した。本大会ではフランス、ペルー、デンマークとともにグループCに入っている。
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