フランス国旗【写真:Getty Images】
フランスでプレーするプロサッカー選手の元パートナーであるという女性が、選手からDV(家庭内暴力)を受けて「死ぬところだった」という衝撃告白を行った。仏紙『レキップ』がインタビューを伝えている。
ミリアンという仮名を名乗る女性は、現在も現役でプレーしているある選手のパートナーだったという。交際を始めた当初は問題なかったが、「一緒に住み始めると、不安定で暴力的だと分かった。私のことを殴り始めた」と告白している。
「ちょっとした平手打ちなどではなく、お腹や顔面、あらゆる場所を拳で殴ってきた」「意識を失ったことも一度あった」「今になって思えば、死ぬ可能性もあったと気づいた」と女性はその暴力の激しさについて告白。妊娠していた子どもの命も脅かされ、「どうせオレの子じゃない」という言葉も吐かれたという。
選手の周囲は、その行為に全く気がついていなかったようだ。「監督たちやチームメートたちは、彼の振る舞いを暴力的だと感じたことは全くなかった。外では控えめで内気な“紳士”だった」と家庭外で選手が受ける評価について述べている。
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