ドイツ戦に臨むブラジル代表【写真:Getty Images】
ブラジル代表は現地時間27日に、ベルリンでドイツ代表との国際親善試合に臨む。4年前のブラジル・ワールドカップで世界に衝撃を与えた「ミネイロンの惨劇」以来となるドイツとの再戦だ。
開催国としてワールドカップ優勝への大きな期待を背負っていたブラジルは、準決勝でドイツと対戦。だが前半から次々と失点を重ね、「1-7」という歴史的大敗を喫して世界制覇の夢を絶たれた。ドイツは決勝でもアルゼンチンを下して優勝を飾った。
その後ドイツとブラジルに対戦の機会はなく、今回の親善試合が約4年ぶりの再戦となる。6月に開催されるロシア大会を前に、ブラジルとしては前回の悪夢を払しょくしておきたいところだろう。
少なくとも、4年前のような大量点を奪われる可能性は低いかもしれない。チッチ監督率いる現在のブラジルは、最近16試合でわずか4失点という堅守を誇っている。
過去1年半で奪われた4失点のうちひとつは、昨年11月に行われた日本代表との試合でのものだ。前半に3点をリードしたブラジルに対し、日本は後半にDF槙野智章が1点を返した。他にはアルゼンチン、ウルグアイ、コロンビアがブラジルから各1点を奪っている。
一方のドイツは、EURO2016の準決勝でフランスに敗れて以来2年間無敗。27試合で21勝6分けという戦績を残している。このまま無敗を維持し、連覇の懸かるロシア大会を迎えたいところだ。
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