トーマス・トゥヘル氏【写真:Getty Images】
独紙『ズートドイチェ・ツァイトクング』は元ボルシア・ドルトムントの監督を務めていたトーマス・トゥヘル氏がバイエルン・ミュンヘンの監督就任を断った舞台裏を報じている。
トゥヘル氏はバイエルンの監督就任を断りアーセナルの監督に就任する可能性が浮上してきている。同紙では75パーセント以上の確率でバイエルン監督就任が決まっていたのにも関わらず招聘に失敗した様子を伝えている。
バイエルンはカルロ・アンチェロッティ前監督を解任した後にトゥヘル氏を迎え入れる意向を持っていたが、ウリ・ヘーネス会長はユップ・ハインケス現監督を選んだ。その後、カール=ハインツ・ルンメニゲCEOはトゥヘル氏とのコンタクトは取り続けていたが、今回トゥヘル氏は10日前にバイエルン幹部に口頭で他のクラブとの契約した事を伝えたようだ。
この結果、バイエルンは新たな候補者選択を強いられることになりそうだ。国内ではこれまでトゥヘル氏以外にフランクフルトのニコ・コバチ監督やホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督といった名前が挙がっている。
またトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督やリバプールのユルゲン・クロップ監督の名前など様々なビッグネームも候補に挙がっているようだ。ハインケス監督が残留する可能性を含め今後の行方が注目だ。
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