イタリア代表のジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
イタリア代表のGKジャンルイジ・ブッフォンは、代表チームでの最後の試合をすでに戦い終えたのかもしれない。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。
ブッフォンは昨年11月、イタリア代表がロシア・ワールドカップ欧州予選プレーオフで敗れて本大会出場逃したあと、代表引退を表明。だがその後、代表でのプレーを続行する可能性も示唆し、40歳を迎えたGKの動向が注目されていた。
結局ブッフォンはルイジ・ディ・ビアージョ監督代行からの招集に応じ、今月行われる国際親善試合でプレーすることを決意。現地時間23日にはアルゼンチン代表との試合に先発し、90分間ゴールを守った。2点を奪われて0-2で敗れる結果となったが、好セーブで失点を防ぐ場面もあった。
だが、この試合が今度こそブッフォンの代表での最後の試合となった可能性もある。27日に行われるイングランド代表との試合では若いジャンルイジ・ドンナルンマの出場が見込まれ、ブッフォンは今後の招集にも応じず代表を引退するのではないかとみられている。
あるいは、あと1試合だけ最後にプレーするのではないかという見方もある。イタリア代表は6月1日にフランス、同4日にオランダとの対戦を予定しているが、オランダ戦はブッフォンの所属するユベントスの本拠地で開催。代表の最後を飾るのに格好の花道となるかもしれない。
ブッフォンは1997年にイタリア代表にデビューし、20年以上にわたってゴールを守り続けてきた。イタリア代表として歴代1位のキャップ数記録を更新し続けており、アルゼンチン戦で176試合目。2位のファビオ・カンナバーロ氏に40試合の差をつけている。
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