クロアチア国旗【写真:Getty Images】
クロアチア3部リーグで、試合中に胸にボールを受けた選手が死亡するという悲劇が起こった。クロアチア『Sportalo』などが伝えている。
死去したのはクロアチア3部のマルソニアに所属していたブルーノ・ボバン。現地時間24日に行われたスラボニヤとの試合でのことだった。
報道によれば、ボバンは前半15分に強烈なボールを胸に受けたあとピッチに倒れ込んだ。選手やスタッフらが救命措置を試み、その後到着した救急隊員が40分間にわたって蘇生を試みたが、死亡が確認されたとのことだ。
死因については今後検死が行われるが、「肺に強打を受けたことによる不整脈の可能性がある」との見方に加え、「おそらく先天的な動脈瘤の破裂ではないか」というクラブドクターの見解も伝えられている。
25歳だったボバンは最後の試合の相手となったスラボニヤから先月移籍してきたばかりの選手だった。今季リーグでは12ゴールを挙げ、得点ランク首位に立っていた。
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