スペイン代表の選手たち【写真:Getty Images】
今年6月開催のロシアW杯が近づく中、各国の選手は最終的なW杯メンバーに入るべく猛アピールを続けている。その中でも、実力者ひしめくスペイン代表は最も挙層の激しいチームと言えるかもしれない。
今月23日にドイツ代表と1-1で引き分け、27日にアルゼンチン代表との親善試合を予定しているスペイン代表は、今回は24名の選手で臨むこととなっている。中でも初めて代表に選出されたチェルシーのDFマルコス・アロンソ、ビジャレアルのMFロドリ、バレンシアのMFダニ・パレホには注目が集まる。
その一方で、今回は代表メンバーに選ばれなかった選手も当然いる。バルセロナのMFセルヒオ・ブスケツは今回は負傷が理由で見送られた。一方、チェルシーのFWアルバロ・モラタやアトレティコ・マドリーのMFビトロなどこれまで定期的に招集を受けていた選手は、今回の落選を真摯に受け止めなければならないだろう。
世界屈指に競争力を誇るスペイン代表なだけあって、今回“選ばれなかった”選手にも名のある選手が多くみられる。スペイン紙『アス』は、今回代表メンバーに選ばれなかった選手の中から当落線上にある11人の選手を選出している。
『Transfermarket』によると、そのメンバーには総額2億6050万ユーロ(約338億円)の市場価値を誇っており、DFセルジ・ロベルトやナポリで10ゴール11アシストを記録しているFWホセ・マリア・カジェホンら実力ある選手の名前が並んでいる。本大会まで残り約3ヶ月と迫る中、この中の誰かはW杯への切符を掴むことができるのだろうか。
【3月の親善試合のスペイン代表メンバー24人から漏れた選手のベストイレブン】
GK セルヒオ・アセンホ(ビジャレアル)
DF セルジ・ロベルト(バルセロナ)
DF マルク・バルトラ(レアル・ベティス)
DF イニゴ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ)
DF アルベルト・モレーノ(リバプール)
MF ホセ・マリア・カジェホン(ナポリ)
MF アンデル・エレーラ(マンチェスター・ユナイテッド)
MF アシエル・イジャラメンディ(レアル・ソシエダ)
MF ビトロ(アトレティコ・マドリー)
FW アルバロ・モラタ(チェルシー)
FW アリッツ・アドゥリス(アスレティック・ビルバオ)
【了】
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